堅調なJR茨木駅西口の商業物件の動き

昨年から商業物件の引き合いが増えているJR茨木駅西口では、引き続き堅調な動きが続いている。既報のとおり茨木駅前ビルのりそな銀行茨木西支店跡地にはカラオケボックスがオープンする。茨木駅前ビルのほか、周辺ビルでも新たなテナントが入居する動きがみられる。

昨年3月に田畑ビルに移転したりそな銀行の跡地には、カラオケボックスが7月にオープンする。屋号は「カラオケセブン」。すでにプレオープンしているが営業時間を短縮して「慣らし運転」を行っているもよう。

また、このカラオケボックスの向かい側の岸本ビル(ステーションプラザ)では、タバコ店の跡にタイ料理店が7月にオープンする予定。タイ人シェフによる本格的な味が女性を中心に人気となった「レモングラスハウス」という店だ。大阪市北区の中崎町から店を移す。オーナーシェフの家族がかつて茨木に通学していたため、土地鑑のある茨木を選んだようだ。

そのほか、5月中旬にはJR茨木駅東口の喫茶店「ぶいえいと」が西口の西駅前町に新たにバル業態で支店を出した。また茨木駅前ビルでも2月ごろに退店したバーの跡に居酒屋がオープンしている。昨年末に閉店した天ぷら屋跡地も強気な家賃設定ながらすでに数件の問合せがあるという。

周辺でも府道枚方茨木線沿道の中穂積交差点近くのシャトー春日第一ビルのから揚げ専門店が4月に退店したが、跡地で新たなテナントが工事に入った。

いっぽうでオフィス物件の動きは鈍いという。小規模オフィスの需要は多いが、JR茨木駅西口ではオフィス物件の供給は少ない。マンションの部屋が小規模オフィスとして利用されている物件も複数ある。それにもかかわらず田畑ビルの3階フロアは昨年春の竣工以来テナントが入らない。フロア面積が大きいことが敬遠される理由だ。

ただ、今後茨木駅前ビルや岸本ビル(ステーションプラザ)などのある西駅前町3番、丹波屋などがある西駅前町2番などの再開発計画が具体化してくれば、再開発地区にあるオフィスの仮移転先として需要が出てきそうだ。

茨木駅前ビルりそな銀行跡地でカラオケ店新設工事進む

JR茨木駅西口の茨木駅前ビルの銀行店舗跡地でカラオケ店を新設する工事が進んでいる。カラオケ店は4月の開店を目指している。3月には地下の飲食店街で2店舗開店するなど茨木駅前ビルの入居率が急回復している。

カラオケ店の新設工事は銀行店舗跡地だけに頑丈な什器の撤去に時間がかかるほか、店舗前にバス停があることから深夜の搬出入を強いられているが、3月中には工事が完了するという。
JR茨木駅前ビルりそな銀行跡カラオケ店工事
JR茨木駅前ビルりそな銀行跡カラオケ店工事
昨年3月にりそな銀行茨木西支店はバスターミナル向かいの田畑ビルに移転した。店舗はりそな銀行の所有だったが、昨年7月に大阪市内の不動産会社「SKハウジング」に売却されていた。SKハウジングはメーンバンクがりそな銀行であるため、売却を打診されたようだ。同社は奈良市の廃園になった遊園地「奈良ドリームランド」跡地を落札するなど攻めの経営を続けている。

9月にSKハウジングはカラオケ店として利用する意向を明らかにしていた。すでに求人サイトで店長候補を募集するなどしており、自社運営でカラオケ店を開店するようだ。

3月にはカレー専門店や洋風居酒屋(ミュージックバー)が相次いで開店し、茨木駅前ビルの入居率は9割超へ急回復している。立命館大学大阪いばらきキャンパス(OIC)、ららぽーとエキスポシティ(EXPOCITY)、ガンバスタジアムのオープン、JR茨木駅への新快速停車の動きなどでJR茨木駅商圏が注目されているようだ。

SKハウジング株式会社
SKハウジング 株式会社(三共グループ 売上350億円※2015年度実績)2016年春頃OPEN予定カラオケ店(1号店)の【店長】(リクナビNEXT)

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