【速報】茨木市長選出馬報道の弁護士は自民系候補か

山下慶喜茨木市議はブログへの投稿で、茨木市長選挙に立候補するとみられている弁護士の福岡洋一氏(40)は自民党が「見つけてきた候補」だと明らかにした。

産経新聞の報道では、福岡氏はおおさか維新の会茨木支部の支援をうけて立候補するとされていたが、山下氏は「自民が見つけてきた候補に乗っかる構図」としている。おおさか維新の会所属の足立康史衆院議員もすでにおおさか維新の会茨木支部は自主投票を決定したと明らかにしている。

不祥事が明らかになった現職の木本保平市長(71)を巡って、国政や府政への影響も懸念する足立議員は木本氏切捨てを図った。しかし木本氏支援を続けたい地方議員も多かったとみられ、維新の会茨木支部が内部の意見対立などで別の候補擁立を決められなかったとみられる。

また、大阪都構想や大阪市長選などで自民党などと激しく対立するおおさか維新の会本部が自民系の福岡弁護士の支援を容認しなかったと見られ、そのため反木本に軸足を移す足立議員の立場も尊重して、自主投票につながったようだ。

現職の木本保平、新人で共産党系無所属の末武和美、新人で自民党系の福岡洋一の各氏と、これで茨木市長選の立候補者はほぼ出揃った。残る焦点は前回2012年の市長選に出馬した山下市議や桂睦子市議などの動向となる。

山下慶喜市議のブログ抜粋
「維新が福岡弁護士を担いで選挙するの産経の朝刊記事が一挙に広がっています。足立衆議院議員が擁立をめざしたものの、力不足で見つけられず、自民が見つけてきた候補に乗っかる構図です。一方保守系会派ではありませんが、木本候補に勝つためには福岡弁護士でやろうとの動きもあります。
 維新会派も木本市長陣営に行くのはA、B、Cの各議員でD議員は当面は中立でといった話も聞こえてきます。  
 共産党は維新と一緒に選挙したら自滅行為との認識があり、ましてや立候補し、事前活動を進めており、相乗りはあり得まないと私は見ています。」

福岡洋一氏略歴

福岡洋一(ふくおか・よういち)
1975年10月生まれ、茨木市出身。金蘭千里高校、大阪大学法学部、甲南大学法科大学院(特待生)卒。2009年司法試験合格、2010年司法修習終了。同年に大阪弁護士会登録。柴山法律事務所(大阪氏北区)所属。甲南大学法科大学院アカデミック・アドバイザー。司法試験予備校「辰已法律研究所」講師。欠陥商品・製造物責任、経済事件、IT関連紛争などの商取引関連、行政一般、税務、税務訴訟を主にてがける。起業・ビジネス支援にも取り組んでいる。
【追記】家族は妻と長男。市内所属団体は茨木青年会議所(茨木JCシニアクラブ)、茨木フェスティバル実行委員会、茨木相撲連盟。
(家族情報は個人情報のため掲載を控えていましたが、公式プロフィールでも掲載されたため追記します)

茨木市長選、一転波乱でJR茨木駅前開発に影響も

来月実施される茨木市長選挙が波乱の様相を帯びている。現職の木本保平市長に親族の固定資産税滞納などの問題が発覚したためだ。一部報道ではおおさか維新の会系の議員らは木本氏を支援せず、別の候補を擁立するとされる。開発に積極的な現市長の再選に黄信号が灯ったことで、JR茨木駅西口などの開発の進展が危ぶまれている。

来月3日告示、10日投開票の茨木市長選には、現職の木本保平市長(71)が出馬を表明している。現段階で対抗馬は共産党系の新人、末武和美氏(69)のみだ。当初は無風選挙の展開が確実視されていたが、一転激しい選挙戦になりそうだ。

発端は4日の毎日放送の報道だ。差出人不明の告発文書をもとに、木本市長の親族が固定資産税を滞納していることを伝えた。

週明け7日の3月市議会の一般質問で、朝田充(共産)・桂睦子(茨木市民フォーラム)・上田光夫(自民・絆)の各市議が木本市長を質し、市長もこれを認めた。さらに木本市長がその不動産を担保にした5000万円の借入金を市条例で公開が義務づけられている資産報告書に記載していなかったことも明らかになった。

これが毎日放送だけでなく朝日放送・毎日新聞・産経新聞などで取り上げられたことでさらに各会派は追及姿勢を強めている。

また9日付毎日新聞はおおさか維新の会系の議員らが木本氏の支援をやめると伝えている。5日に地元選出の衆院議員、府議、市議約20人が決めたという。すでに選対本部は解散し、別の候補を擁立するという。

ただ「大阪維新の会茨木支部のオフィシャルサイト」の「議員紹介」ページでは木本市長が顧問として掲載されている。またおおさか維新の会茨木支部長で茨木市選出の松本としあき府議のウェブサイトは1年前の2015年3月からメンテナンス中のままだ。

しかし茨木市を地盤とする同党の足立やすし衆院議員は、また交流サイトのフェイスブックで「木本市長は4月の市長選挙への出馬を既に表明されていますが、説明責任を果たすことなくして立候補する資格なしと断じざるを得ません」と突き放した。さらに短文投稿サイトのツイッターでも「かねてから市長には説明責任を果たすよう求めてきましたが、未だ果たされていないことは誠に遺憾であります」投稿している。

市は木本市長就任後の2013年度からJR茨木駅西口周辺整備基本構想の策定を進めている。開発に積極的とされる木本市長が出馬を取りやめたり、再選されなかった場合、JR茨木駅西口周辺整備や双葉町の新市民会館建設などの開発案件に影響が出る可能性もある。

茨木ビルや永代ビルなど阪急茨木市駅西地区の再開発については、すでに阪急不動産や大林組を開発パートナーとして開発計画の具体化が進んでいるため、流れが変わることはなさそうだ。

「おおさか維新の会茨木支部オフィシャルサイト」
「大阪府議会議員松本としあき」
足立やすし議員のフェイスブック投稿
足立やすし議員のツイート