ダムパークいばきたで少子化対策


3月に安威川ダム周辺で開業したダムパークいばきたの吊り橋などを少子化対策に活用する案が浮上した。厚生労働省によると2024年の出生数は72万988人で過去最少を更新した。夏ごろに発表される日本人のみの出生数は70万人を割り込む見込み。

少子化の原因となる婚姻数の減少を食い止めるため、カップルや友達以上恋人未満の男女をダムパークに招いて吊り橋効果で結婚や交際を後押しするという。

さらにはBBQなどのアクティビティも活用した縁結びパーティーも検討されている。JR茨木駅や阪急茨木市駅、周辺の大学などで公募した20代から40代の男女が、吊り橋で自己紹介タイムを行ったあと、BBQでさらに会話などを深める。

告白タイムはバンジージャンプを活用する。告白は男性と女性のどちらからも相手を指名できるが、カップルが成立しなければ告白したひとがバンジージャンプで飛び降りを強制されるという。そのため主催者は「女性もスカートは避けてほしい」と呼びかけている。


市民の反応はさまざまだ。ダムパークいばきたで犬を散歩させていた市内在住の30代の男性は「バンジージャンプ強制は平成のバラエティ番組のノリ。時代遅れだし怖がって参加をためらう人もいるのでは」と語った。

吊り橋を渡ってきたという20代の女性は「バンジーは別料金なので諦めた。縁結びパーティーに参加してわざと告白に失敗してバンジーしたい」と期待をのぞかせた。

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