茨木市西駅前町5の老舗ラーメン店「孝来」が25日に閉店することがわかった。
(写真=孝来の店舗外観)
孝来はJR茨木駅西口の三菱東京UFJ銀行茨木西支店の北側にあり、「茨木で二番の味」という暖簾で知られている。JR茨木駅西口では西駅前町8の「ゆうらい」(昭和60年開店)と並ぶ老舗ラーメン店だ。
閉店する理由は不明だ。孝来の店舗は木造2階建てで、老朽化が進んだ建物を建替えるために立ち退きを求められた可能性がある。
銀行と孝来の間、同店南隣に雑居ビルの「茨木高橋ビル」がある。4月には北隣の養老乃瀧店舗跡地のビルが建替えにむけて解体工事を始めているが、高橋ビルのテナントには閉店の動きは見られない。
同店の店内に掲示された文書によると、昭和54年10月から37年間営業を続けてきたという。店舗の2階で自家製麺している。閉店後は別の場所で物販店と通販サイトを開設し、現在も提供している持ち帰り用のセットを販売する予定だという。