府議選は維新松本氏地滑り的勝利、自民占部氏、公明中野氏も議席確保


大阪府議選の茨木市選挙区は、維新の松本氏が4万を超える票を集め、地滑り的勝利を収めた。自民占部氏、公明中野氏が続き、現職が当選確実になっている。

午前0時現在の開票状況
山下けいき 12,943
中野つよし 16,674
あさとうまさし 7,477
うらべ走馬 19,470
松本としあき 43,557
得票総数 100,121
開票率(%) 91.77


維新は、高槻市・島本町の選挙区では2議席を確保するなど、府議会の過半数を制することが確実な状況だ。

大阪府知事は吉村氏、大阪市長は松井氏に当確


大阪府知事選と大阪府議選の投票は午後8時に締め切られた。

NHKなどマスメディアは午後8時、大阪府知事は吉村洋文前大阪市長に、大阪市長は松井一郎前大阪府知事に当確を出した。

茨木市選挙管理委員会によると午後7時現在、大阪府知事選の投票率は34.16%。前回の32.58%を1.58ポイント上回ったが、前々回の41.80%を7.64%下回っている。

茨木市では投票率が低く組織票をもつ候補が有利と見られたが、大阪市では大阪市長選とのクロス選挙となったことで投票率が伸びたとみられる。

府知事選・府議選の投票率、前々回は下回る


大阪府知事選挙・大阪府議会議員選挙は、今日投票が行われている。

17時現在の茨木市の大阪府知事選挙投票率は28.82%。前回の27.18%よりは1.64ポイント上昇しているが、前々回の34.79%と比べると5.97ポイント下回っている。

大阪府議選の投票率の途中経過は発表されていないが、ほぼ同じ動きとみられる。

茨木市選挙管理委員会によると期日前投票は25,345人。前回の1.61倍、前々回の1.99倍となっており、期日前投票を含めれば前々回に迫る可能性もある。

投票は午後8時に締め切られるが、絶好の行楽日和で午後に入ってから伸び悩んでおり、最終投票率は下がりそうだ。

投票締切後、茨木市の投票分は市民体育館で即日開票され、深夜には結果が判明する見通しだ。

来春の茨木市長選に茨木童子が立候補の意向


来春の茨木市長選挙に茨木童子が立候補する意向を固めたことがわかった。茨木市在住の茨木童子は、石像や「ふわふわ」など複数いるが、茨木市長選挙に立候補するのは着ぐるみの茨木童子だ(観光協会関係者)という。

茨木市選挙管理委員会は「芸名など通名での立候補は認められるが、中の人が誰なのか特定できる必要がある」と困惑ぎみだ。しかし茨木童子は「中の人なんていないよ。茨木童子は自分だけだ」と主張している。

総務省の自治行政局選挙課によると、プロレスラーのザ・グレート・サスケ氏が覆面をつけたまま、リングネームで岩手県議会議員選挙に立候補し当選した前例はあるという。

しかし、議場で覆面を取るように求められたりするなど、当時の岩手県議会は紛糾しており、今後も茨木市でも混乱が予想される。

茨木童子の茨木市長選立候補に対して茨木市民の反応もさまざまだ。「ゆるキャラ総選挙でも泡沫候補だったのに市長に当選するわけがない」(70代女性)と批判的な声がある一方、「福岡市長が断念した『いばらきスカイブーメラン』命名を実現してほしい」(50代男性)と好意的な反応も目立つ。

「茨木童子が選挙?マジうけるー」(10代女性)、「新元号発表のときくらいエイプリルフールは自重すべき」(40代男性)と、何度説明しても信用していない人もいた。