川口元気氏略歴


川口元気(かわぐちげんき)
1980年8月20日大阪府豊中市生まれ。大阪府門真市出身。1986年たちばな幼稚園卒、門真市立沖小学校入学。1981年滋賀県大津市に転校。平安中学校、平安高校卒。神戸学院大学法学部法律学科中退。約3年の音楽活動の後、株式会社イチバン・コーポレーションに入社し約7年勤務。別の民間企業で約3年勤務し2014年12月20日退社。2014年松室猛政治勉強会『練成塾』入塾。2015年4月門真市議選に無所属で立候補も落選。2015年6月足立康史衆院議員事務所秘書。2024年2月16日市議補選公認決定、大阪維新の会茨木市政対策委員。2024年2月足立康史衆院議員事務所秘書退任。茨木市竹橋町在住。

茨木市長選・市議補選あす告示


任期満了にともなう茨木市長選挙が3月31日に告示される。現職の福岡洋一氏(48)が3選されるかが焦点だ。維新と共産が対立候補の擁立を断念し、無投票で再選される公算が大きい。

茨木市議会議員の補欠選挙(定数2)も同じ日程で実施される。自民、維新、共産が候補を立てる。投票日は4月7日で即日開票される見込み。


1月下旬、萩原佳市議(46)が茨木市役所の女性職員に「小学生と話しているみたい」と暴言を吐き、下野巌議長から注意されたと読売新聞が報じた。

前回の市長選でネガティブキャンペーンを展開し、落下傘候補の寺元博昭氏が敗北した維新にとって、地元出身の候補を擁立する算段が狂った瞬間だった。

萩原市議は2017年初当選の2期目。2021年の市議選では4,800超の票を得てトップ当選し、大手事務所の経験もある公認会計士で、弁護士でもある福岡市長にも対抗できる人材と目されてきた。

元日付の市政報告書チラシではネガティブキャンペーンは封印して「茨木市の政治を前に進めたい」「次の選挙では別の政治家を選んでみるということも必要」と政策を訴え、昨年末からは街頭の2連ポスターに足立康史衆院議員と並んで写るなど、維新は萩原市議を茨木市長選に擁立するとみられていた。

萩原佳市政報告書2024年1月1日

萩原佳市政報告書2024年1月1日

萩原佳市政報告書2024年1月1日

萩原佳市政報告書2024年1月1日

いっぽう現職の福岡市長は、茨木市文化・子育て複合施設「おにクル」の開業や待機児童対策や物価高騰対策などを通じて市の人口増加にもつなげた実績を訴える。

次なる茨木をつくる会NEWS福岡洋一チラシ2024年2月

次なる茨木をつくる会NEWS福岡洋一チラシ2024年2月

選挙後にも安威川ダムの「ダムパークいばきた」の開業や中学までの学校給食の実施など教育関連の施策が実現するほか、阪急茨木市駅前の病院誘致も道筋が見えてきた。

福岡市長は、2016年の市長選で自民の占部走馬府議にスカウトされたが、大阪府や関西の政治状況が維新一強となる中、維新に脅威を感じる非維新勢力にも支持を広げている。

子育て世代を中心に無党派層にも好感を持たれており、維新側も不祥事のみそぎが済まない状態で市長選に名乗りを上げても勝ち目はないと判断したようだ。

ただ、このタイミングで暴言が明らかになったのは、市役所も萩原市議や維新の候補が市長になることを歓迎していないことが背景にありそうだ。

8年前の市長選で当時の木本保平市長が落選するきっかけとなった親族の市税滞納問題も、市役所の関係者から情報流出しない限り表ざたになるものではない。

今回の暴言についても市役所内部からマスコミにリークされたとみられる。

読売新聞によると、昨年12月に市議会の一般質問の打合せを行っていた萩原市議が、意に沿わない回答をした女性職員に「小学生と話しているみたいだ」などの暴言を吐いたと関係者が証言している。

この職員が上司に相談し、下野議長らが萩原市長に事実確認をしたうえで態度を改めるよう注意したという。

萩原市議は読売新聞の取材に発言の具体的内容は答えなかったが、職員に「不快に思われたなら申し訳ない」と謝罪したと明らかにしたという。

子どもの同級生であることから、未就学の萩原氏を知るという70代の女性は萩原氏を自己主張が強く「ちょっと変わった子だった」と語る。

そもそも維新は「統治機構改革」を旗印に掲げ、行政組織とは対決的な姿勢を取っており、市役所職員に融和的な対応ではない可能性がある。

次の市議会議員選挙で再選されるまではみそぎが済んでいないとみなされそうだ。

他方で福岡市長のトップダウンを避けボトムアップを促す手法は市職員から好評のようだ。

ある市役所職員は「市長に相談すると、禅問答のような会話になる」ことが多く、直接的な指示があることは少ないというが、職員の意向が尊重されやすいことを好意的にとらえているようだ。

その反面で有権者からは優柔不断などといった批判も漏れる。

おにクルについては市民会館の建替えは前市長時代の既定路線であり、ダムパークについては、府の事業に関連したもので福岡市政で新たに進展した事業が少ないという指摘もある。

萩原氏はこうした批判を反映して、阪急茨木市駅西口とJR茨木駅西口の再開発を進める姿勢をみせていた。さらには慢性的な道路渋滞の解消についても意欲を示していた。

萩原氏は2023年から次世代移動交通システム「Zippar」を導入することを提案しており、市政報告書チラシでも訴えていた。

「Zippar」はロープウェーのように道路などの上空に索道を設置してゴンドラを運行するもので、モノレールよりも安価に建設できるとみられる。

1月14日の新聞にチラシが折り込まれた「北大阪環状モノレール構想」について、茨木商工会議所に設置された「モノレール研究会」の委員長が木本誠一氏であることから、萩原市議への援護射撃とみる向きもあった。

誠一氏は木本興産の代表取締役で、維新推薦の市長だった木本保平氏の親族だ。

北大阪環状モノレール構想リーフレット2024年1月14日

北大阪環状モノレール構想リーフレット2024年1月14日

3期目の福岡市長にとっては阪急・JRの再開発や阪急茨木市駅前の病院誘致の促進などが評価ポイントになりそうだ。


市議補選は、2022年7月に病気で辞職した島田あきこ氏、2023年4月に府議に転出した大野ちかこ氏の欠員を補充するものだ。当会の調べでは3人が立候補を表明している。

自民は年明け早々に元プロサッカー選手の西野貴治氏(30)を推薦すると発表した。維新は2月中旬に足立衆院議員の元秘書の川口元気氏(43)を公認した。25日には共産党茨木・豊能地区委員会は大嶺学氏(58)の擁立を発表した。

自民チラシ西野貴治推薦

維新プレス川口元気2403

維新プレス川口元気2403

大嶺氏は補欠選挙も含めて茨木市議の挑戦は4度目。川口氏も2015年に門真市議選に出馬した経験がある。

茨木市議選大勢判明、公明と維新第一党、自民系苦戦


茨木市選挙管理委員会は、午前0時現在の開票状況を発表した。開票率は96.66%で大勢が判明した。

公明と大阪維新は改選前の6議席を確保し、第一党を維持した。維新は、新人の島田氏が当選確実だが、前回の補選で当選した浜守氏が議席を逃しそうだ。
自民党と共同会派の絆は、新人の永田氏が当確も、補選で復活した滝ノ上氏が再び落選し、福丸氏も当落線上で苦戦を強いられている。福丸氏が当選しても1議席減らす。
共産党は現職の朝田氏が当落線上だが、改選前の3議席を確保しそうだ。
諸派では、新社会党の元職山下氏と立憲民主党の新人西本氏が当選確実なほか、新人の山本氏が議席を獲得する可能性がある。
無所属では前回トップ当選の米川氏、元議長の桂氏、新人で父親の地盤を引き継いだ辰見氏が当選確実だ。

候補者名
(届出順)

午後10時00分現在 午後10時30分現在 午後11時00分現在 午後11時30分現在 午前0時00分現在    
畑中 たけし 0 400 1,200 2,200 2,373    
坂口 やすひろ 0 400 1,200 2,200 2,273    
滝ノ上 万記 0 400 1,000 1,000 1,082    
岩本 まもる 0 400 1,200 2,200 2,893    
わきもと ひでし 0 400 800 800 965    
上田 ミツオ 0 400 1,200 2,200 2,768    
青木 じゅん子 0 400 1,200 2,200 2,463    
米川 勝利 0 400 1,200 2,200 3,264    
山本 よし子 0 400 1,200 1,600 1,682    
松本 やすのり 0 400 1,200 2,200 2,638    
岡本 いちろう 0 400 1,200 2,200 2,483    
あびこ 浩子 0 400 1,200 2,200 3,196    
永田 まき 0 400 1,200 2,200 2,674    
島田 あきこ 0 400 1,200 2,600 4,184    
浜守 たけし 0 400 1,200 1,200 1,314    
大谷 純 0 400 1,200 1,400 1,519    
河本 みつひろ 0 400 1,200 2,200 2,446    
福丸 孝之 0 400 1,200 1,600 1,727    
塚 理 0 400 1,200 2,200 2,479    
大嶺 さやか 0 400 1,200 2,000 2,291    
いなば みちのぶ 0 400 1,200 2,000 2,356    
しきち 龍一 0 400 800 1,200 1,254    
はぎ原 けい 0 400 1,200 2,200 4,797    
西本 ちかこ 0 400 1,200 2,200 2,365    
えんどう こずえ 0 400 1,200 2,400 3,213    
山崎 文明 0 200 200 200 267    
さわだ 裕仁 0 200 200 200 239    
朝田 みつる 0 400 1,200 1,600 1,866    
山下 けいき 0 400 1,200 2,200 2,700    
大村 たくじ 0 400 1,200 2,200 2,693    
大野 ちかこ 0 400 1,200 2,200 2,669    
中井 こうへい 0 400 800 800 840    
スエオ タカシ 0 400 600 600 776    
桂 むつこ 0 400 1,200 2,200 2,525    
矢島 ひでかず 0 400 1,000 1,000 1,275    
長谷川 ひろし 0 400 1,200 2,200 3,158    
たつみ 直子 0 400 1,200 2,200 2,552    
下野 いわお 0 400 1,200 2,200 3,557    
得票総数 0 14,800 41,400 68,400 85,816    
開票率(%) 0.00 16.67 46.63 77.05 96.66    

茨木市議選 自民党系苦戦か


茨木市選挙管理委員会は11時30分現在の開票状況を発表した。自民党系の候補が苦戦している。維新も議席上積みは難しそうだ。

候補者名
(届出順)

午後10時00分現在 午後10時30分現在 午後11時00分現在 午後11時30分現在 午前0時00分現在    
畑中 たけし 0 400 1,200 2,200      
坂口 やすひろ 0 400 1,200 2,200      
滝ノ上 万記 0 400 1,000 1,000      
岩本 まもる 0 400 1,200 2,200      
わきもと ひでし 0 400 800 800      
上田 ミツオ 0 400 1,200 2,200      
青木 じゅん子 0 400 1,200 2,200      
米川 勝利 0 400 1,200 2,200      
山本 よし子 0 400 1,200 1,600      
松本 やすのり 0 400 1,200 2,200      
岡本 いちろう 0 400 1,200 2,200      
あびこ 浩子 0 400 1,200 2,200      
永田 まき 0 400 1,200 2,200      
島田 あきこ 0 400 1,200 2,600      
浜守 たけし 0 400 1,200 1,200      
大谷 純 0 400 1,200 1,400      
河本 みつひろ 0 400 1,200 2,200      
福丸 孝之 0 400 1,200 1,600      
塚 理 0 400 1,200 2,200      
大嶺 さやか 0 400 1,200 2,000      
いなば みちのぶ 0 400 1,200 2,000      
しきち 龍一 0 400 800 1,200      
はぎ原 けい 0 400 1,200 2,200      
西本 ちかこ 0 400 1,200 2,200      
えんどう こずえ 0 400 1,200 2,400      
山崎 文明 0 200 200 200      
さわだ 裕仁 0 200 200 200      
朝田 みつる 0 400 1,200 1,600      
山下 けいき 0 400 1,200 2,200      
大村 たくじ 0 400 1,200 2,200      
大野 ちかこ 0 400 1,200 2,200      
中井 こうへい 0 400 800 800      
スエオ タカシ 0 400 600 600      
桂 むつこ 0 400 1,200 2,200      
矢島 ひでかず 0 400 1,000 1,000      
長谷川 ひろし 0 400 1,200 2,200      
たつみ 直子 0 400 1,200 2,200      
下野 いわお 0 400 1,200 2,200      
得票総数 0 14,800 41,400 68,400      
開票率(%) 0.00 16.67 46.63 77.05      

茨木市議選、投票率は前回割れか


今月末で任期満了の茨木市議会議員選挙は、午後8時に投票が締め切られた。午後7時現在の当日投票率は前回比6.63ポイント減の24.42%。当日有権者数の12.33%の28329人が期日前投票したが、前回比5.49%増にとどまり、最終投票率は前回の39.98%を1ポイント前後下回りそうだ。


今回の市議選は28の定数に38人が挑む激戦となった。茨木市議会では公明党と大阪維新の会がそれぞれ7議席を確保する最大会派だが、維新は新人1名を公認し、単独第一党を狙う。

4年前の市議選では、維新は9人を大量擁立したことで、定数減の影響と支持者の奪い合いで4人が落選した。その後塚理議員が会派を離脱したものの、2020年の補選で浜守毅議員と円藤こずえ議員を当選させて最大会派に返り咲いた。

公明党は、引退する篠原一代元市議会議長に代わって岡本壱郎氏を公認し、現有勢力を維持したい考えだ。


コロナ対応で国政で自民が批判を浴びており、自民が苦戦する展開もありえる。維新が最大会派となれば、福岡洋一市長の市政運営が不安定になる可能性もある。

また、阪急茨木市駅西口の再開発にむけた都市計画決定が来月に迫る中、自民が議席を減らし、公明や共産、また山下けいき氏や山本よし子氏、わきもとひでし氏らリベラル系の無所属候補が議席を確保した場合、再開発での高層化に反対する勢力が多数派になる可能性もある。

阪急茨木市駅西口の再開発ではタワーマンションを建設するなど高層化で採算性の向上を図る。高層化やハコモノ行政への批判が増えれば、再開発計画は見直しに追い込まれかねない。

2020年JR茨木駅西口街づくり10大ニュース


本日で2020年も終わる。JR茨木駅西口街づくりにかかわる10大ニュースを振り返る。

茨木市長再選も維新は市議補選で勝利

4月に実施された茨木市長選挙は、現職の福岡洋一氏が当選した。維新は、元国土交通省出身の寺元博昭氏を擁立したが、ネガティブキャンペーンで市民の反発を招いた。

いっぽうで市議補選では維新が2名を当選させて、勢いが衰えていないことを証明した。寺元氏の政策も茨木市の現状をよく捉えており、福岡市政にも反映されることもありそうだ。

茨木駅前ビルのテナントが大幅に入れ替わる

JR茨木駅西口の再開発の核となる茨木駅前ビルでは、2020年に大幅にテナントが入れ替わった。

8月には核テナントのイズミヤが閉店し、跡地の1階には10月に100円ショップWatts’がリニューアルオープンした。11月には2階にデイリーファッションの「パレット」がオープンした。

地下のライブバー「茨木グリル」は2020年5月に閉店し、来年1月からは阪急阪神不動産が展開する「ジオマンションシリーズ」のモデルハウスになるようだ。物件は中穂積の敬愛幼稚園の隣接地だ。

2階では美容室や靴修理店なども閉店した。地下の飲食店も、老舗のうどん店や居酒屋などが相次いで閉店した。うどん店以外は、すでに経営が傾いていたという情報もあり、コロナ禍が致命傷になったとはいえ、コロナ禍だけが理由ではなさそうだ。

コロナ禍に翻弄されるJR茨木駅西口

JR茨木駅西口も新型コロナウイルスに翻弄された。JR茨木駅西口では、飲食店が営業時間を変更したり、パーテーションを設けるなど、対応に追われた。

持続化給付金や家賃支援給付金で延命している事業者も多くあるとみられ、2021年春以降は資金が枯渇した事業者の撤退が相次ぎそうだ。

JR茨木駅のコンコース店舗でも、日本旅行が撤退し、高槻駅内の店舗に業務を集約した。跡地はイベントコーナーして活用している。みどりの窓口も営業時間を短縮している。JR西日本はみどりの窓口の大幅削減も検討しており、茨木駅からみどりの窓口がなくなる可能性もある。

JR西日本は、JR茨木駅西口の再開発では協定広場のJRが所有する部分に駅ビルの建設を計画している。しかし、コロナ禍で財務が傷ついたJR西日本には新たな動きは困難だ。JR三ノ宮駅(兵庫県神戸市)前の再開発も、白紙に戻された。

JR西日本が離脱すれは、JR茨木駅西口の再開発は見直しを迫られるとみられ、先行きに暗雲が立ち込めている。

JR茨木駅エリアで商業物件に動き

コロナ禍で翻弄されるテナントがある一方、他方で好調なテナントもある。

中央通り(大阪府道139号枚方茨木線)の「茨木駅前」交差点に面した民家では、リフォームが行われており、不動産仲介業の「ギャラリーケーツー」が入居する模様だ。

また茨木駅前ビル地下のカレー専門店「タシモリカレー」は、11月にビル内の居酒屋店舗跡に移動した。面積が倍増したものの席数は増やさず、三密防止に対応しているようだ。

スペインバルの「ハポロコ」は春日商店街の店舗を閉鎖したが、駅前の店舗をテイクアウトやデリバリー対応に改装した。周辺でも居酒屋からテイクアウトできる焼鳥店へ業態転換する動きもある。

茨木市のコーヒー豆焙煎店「たたらば珈琲」が運営するJR茨木駅東口のバーなどが立ち上げたフードデリバリーサービス「イーバーイーツ」も好調だ。7月にウーバーイーツも茨木市でサービスを始めたが、健闘しているようだ。

茨木市が阪急茨木市駅西口を都市計画決定へ

茨木市は、阪急茨木市駅西口の再開発について、来年2月の都市計画決定に向けて着々と手続きを進めている。

6月には阪急茨木市駅西口駅前周辺整備基本計画(案)についてパブリックコメントを募集し、9月には一般向けの説明会を実施した。

一部情報では、9月の説明会では計画における超高層ビル建設に批判が集中したとされ、来年2月の都市計画決定が順調に進むかは不透明な情勢だ。

茨木市はJR茨木駅西口の再開発を阪急茨木市駅西口に続けて施行するという方針で、阪急茨木市駅西口の再開発が停滞すれば、JR茨木駅西口の再開発に遅れが出てきそうだ。

茨木市議選に向けて動き

来年1月に任期満了する茨木市議選は、1月17日に告示され、1月24日に投開票される。すでに立候補予定者が連日駅前での辻立ちをこなして、自らの売り込みに懸命だ。

公明党と共産党は、タワーマンションなど高層化に反対しているとされており、自民や維新が議席を減らせば、阪急茨木市駅西口の都市計画決定にも影響がありそうだ。

また、維新は福岡市政との対決姿勢を強めており、維新が公認する新人も、福岡市政で取りまとめられた阪急茨木市駅西口駅前周辺整備基本計画(案)に否定的な見方を示した。来年2月に予定される都市計画審議会で都市計画決定がスムーズに進むかは不透明な情勢だ。

茨木駅前ビルでビル管理組合と商店会が対立

茨木駅前ビルでは、ビル管理組合と商店会が対立を深めている。管理組合が商店会とのトラブルがあったとして、商店会のイベント開催を許可しない異例の事態に陥った。

商店会はビル内の店舗向けにイベントが許可されないことに対する意見を募集するアンケートを実施した。その集計結果の公表では、ほとんどの店舗がイベント開催を望んでいるということで、ビル管理組合の伊藤理事長はじめ役員を批判している。

2021年3月ダイヤ改正でもJR茨木駅の新快速停車は見送り

12月18日にJR各社は2021年3月のダイヤ改正の概要を発表した。JR西日本も京阪神地区を含むダイヤ改正の概要を発表したが、JR茨木駅の新快速停車は見送られた。

JR西日本にとって、2020年は受難の年となった。コロナ禍でインバウンド需要が蒸発したうえに、出張や観光での新幹線利用も低迷した。

JR西日本は数年前から終電繰り上げを検討してきたが、来春から実施に移す。大阪駅から京都方面に向かう24時台の京都線は5本だったが、2本に削減される見込みだ。

JR西日本によると、大阪方面から茨木駅に到着する終電は、現在は大阪駅24時31分発の高槻行だが、大阪駅発24時10分発と20分以上繰り上げられる。

逆方向の京都方面からは、24時以降に到着する電車はなくなりそうだ。

JR西日本は、うめきた2期地区に地下駅の建設を進めていて、2023年に供用開始する予定だ。おおさか東線や関空特急「はるか」などが停車するとみられる。将来的にはなにわ筋線との接続も視野に入れる。

また、JR京都線では高槻駅と島本駅の中間に萩之庄駅(仮称)を設置することも検討されており、これらの時点まではJR茨木駅への新快速停車は期待薄だ。

茨木市中心市街地でマンション建設ラッシュ

茨木市中心市街地では、マンションの建設ラッシュが続く。多くは2018年の大阪北部地震を契機に取り壊された民家跡地だ。阪急本通商店街でも精肉店の「とり粂」や仕出し店の「衣由」の所有地でビルの建て替えが進む。

中心市街地ではマンションギャラリーの建設が続く。当会の調べでは、2021年に双葉町・大手町・下中条町・西駅前町などにマンションギャラリーが開設される。マンションギャラリーの設置場所が未定でも、双葉町など駅周辺でのマンション建設が目白押しだ。

中央通りに面した駅前の手芸用品販売会社の社屋も売却される予定で、JR茨木駅から徒歩5分の好立地に880平米を超えるマンション用地が供給される。阪急茨木市駅北西の徒歩10分圏となる本町、片桐町でも、隣接する複数戸の民家が取り壊されてマンション用地が出てきている。

コロナ禍で需要の縮小が危惧される中、販売が低迷すれば茨木エリアの不動産価値に影響が及びそうだ。

茨木駅前ビルで大規模改修

JR茨木駅西口の再開発の核となる茨木駅前ビルでは、9月に大規模改修が始まった。大規模改修で、大阪北部地震や台風で傷んだビルの外壁などを改修するようだ。

この時期に大規模改修に踏み切った背景には、再開発にはまだ時間がかかるということがありそうだ。

茨木市議選激戦に、再開発に影響も


2021年1月30日に任期が満了する茨木市議会議員選挙は、1月17日に告示され24日に投開票が行われる。

茨木駅西口街づくり研究会の集計では現職・元職・新人の少なくとも36名が立候補を予定している。

前回の市議選では定数2減の28議席を43人が争う熾烈な選挙となった。その一方で投票率は39.98%と伸び悩み過去最低となった。

公明6議席を確保して第一党になり、維新5、自民4、共産3、民進2、諸派1、無所属7という党派構成となった。

選挙戦の行方次第では、阪急茨木市駅西口の再開発にも影響がありそうだ。


11月末に茨木市の目抜き通りで空き店舗の工事が行われた。無所属で立候補を予定する候補の選挙事務所を開設するための準備だ。JR茨木駅では、市議会議員や立候補予定者が連日入れ替わりで「辻立ち」をこなす。

告示まで1か月を切って、すでに水面下で選挙戦は始まっている。


当会の調べでは、自民の上田嘉夫、公明の篠原和代、旧民進の友次通憲、無所属の辰見登の各氏が引退する見通しだ。

現職は、下野巖、上田光夫、滝ノ上万記の各氏が自民の公認、福丸孝之、塚理の各氏が共同会派の「絆」から、大村卓司、青木順子、松本泰典、河本光宏、坂口康博の各氏が公明の公認、 畑中剛、朝田充、大嶺さやかの各氏が共産の公認、稲葉通宣氏が立憲民主の公認で立候補するほか、安孫子浩子、桂睦子、小林美智子、米川勝利の各氏が再選を目指す。

新人は、自民がしきち隆一永田まき、公明が岡本壱郎、維新が島田あきこ、立憲民主が西本ちかこ、国民民主が大谷じゅんの各氏を擁立する。

また、自民党系の矢島ひでかず氏や、保守系無所属の辰見直子氏も父の辰見登市議の地盤を受け継いで立候補する。

他にも憲法いかそう茨木市民の会代表の山本よし子氏、茨木を豊かにする会の澤田裕仁氏、中井浩平氏や元職の山下けいき氏も出馬する見通しだ。


今回の市議選は、コロナ禍の下で実施されることもあり、新型コロナウイルス対応が主要な争点になりそうだ。

阪急茨木市駅前への大規模病院の誘致やコミュニティバスの導入など、他市よりは緩やかながら進む高齢化への対応も訴える。

また、隠れた争点は駅前再開発だ。阪急茨木市駅西口の再開発は、来年2月に開かれる都市計画審議会での審議を経て、今年度の都市計画決定を目指している。

共産党と公明党はタワーマンションの建設など高層化に反対しており、他の党で票が割れて公明党が第一党になった場合、阪急茨木市駅西口の再開発が停滞する恐れもある。

辰見直子氏略歴


辰見直子/たつみ直子(たつみ・なおこ)
1974年9月2日生まれ。茨木市北春日丘出身。沢池小を経て西小学校、西陵中、春日丘高、京都女子大文学部卒業。国際ロータリー第2650地区ガバナー事務所でロータリー財団等の職務に携わりながら、ミャンマーやチベット、バヌアツ等へのプロジェクトに参加。2003年国際協力機構(JICA)青年海外協力隊(JOCV)に合格し、2年間ネパールに赴任。母子保健や公衆衛生分野で活動。2004年国際ロータリー第2650地区ガバナー事務所退職。2009年茨木市保健医療センター。長女と長男(中学2年生)の3人家族。趣味はヨガ、クイズで「アタック25」で優勝経験もある。2021年茨木市議選候補者。保守系無所属の辰見登市議の娘として後継に挑む。事務所は北春日丘2丁目。

たつみ直子 | 茨木市 | 保守系無所属

大谷純氏略歴


大谷じゅん/大谷純(おおたに・じゅん)
1984年10月31日生まれ。兵庫県宝塚市出身。2007年木更津工業高等専門学校専攻科卒。日立ディスプレイズ入社。2011年パナソニック液晶ディスプレイ、2018年パナソニックAIS社パナソニック液晶ディスプレイ出向、2019年パナソニックIS社パナソニック液晶ディスプレイ出向。2016年からパナソニックディスプレイデバイス労働組合で活動。2020年同組合特別副執行委員長。パナソニックグループ労働組合連合会北摂市民懇話会副会長。趣味はフットサル、ゴルフ、ジョギング。友次通憲市議の後継として連合大阪、電機連合大阪地方協議会、パナソニックグループ労働組合連合会が公認予定。事務所は西駅前町。

大谷純(おおたにじゅん)公式ホームページ
Twitter

永田まき氏略歴


永田まき/永田真樹(ながた・まき)
1978年12月17日生。旧姓は礒川。佛照寺ひかり幼稚園、玉島小、同志社中、同志社高、同志社大商学部、京都大学大学院法学研究科卒。子育て支援ひろば「ほしのこひろば」ボランティア。福岡洋一市長の選挙事務所スタッフ。自民党支部女性部長。2021年茨木市議選候補者。自由民主党が公認予定。事務所は平田2丁目。

永田まき後援会公式サイト