JR茨木駅西口に一般車乗降スペースを設置


JR茨木駅西口に一般車乗降スペースが設置された。定食チェーンの「やよい軒茨木店」前と三菱東京UFJ銀行茨木西支店前の2ヶ所。

和菓子店「丹波屋」の前に身障者用乗降スペースは設定されていたが、一般車乗降スペースは昨年末に廃止されていた。
JR茨木駅西口一般車乗降スペース
昨年11月にバスターミナルのバリアフリー化されるまでは、駅レンタカーの車庫向かいに一般車乗降スペースが設定されていた。バリアフリー化でこの場所にバス乗り場が設置されたことで一般車乗降スペースは廃止された。

当初茨木市も一般車乗降スペースは廃止したと説明していた。しかしバスターミナル内で乗降する車も多く渋滞の原因になっていたほか、事故の恐れもあった。

茨木市長選に山下氏出馬せず3候補での戦いに


山下慶喜茨木市議は25日に更新したブログで、来月の茨木市長選挙に「今回は私自身の立候補はなく、よりいのちとくらし最優先の私の立場に近い末武氏を応援します」と明らかにした。

すでに立候補を表明した新人で弁護士の福岡洋一氏を民進党所属の森みどり前府議が支援するため、山下氏とともに前回の2012年の茨木市長選で民主党の支援を受けた桂睦子市議も立候補しない可能性が高い。

福岡陣営の事務所は占部府議が提供か


山下慶喜茨木市議は25日に更新したブログで、茨木市長選に立候補を表明した福岡洋一氏と面談したことを明らかにした。どの政党の公認や推薦は受けないものの、「自民党の府議事務所を選挙事務所にすると聞いて」いるという。

茨木市内の自民府議事務所は占部走馬府議の事務所しかない。占部事務所は大手町のビルに入居しており、中央通りを挟んで茨木神社の向かい側にある。

山下氏は福岡氏について「良くも悪くも癖はなく、常識を持った好人物であることは間違いありません」と一定の評価をした。そのいっぽうで「スタートとなる選挙から自民や維新に借りを作るようでは、額に汗して働いている庶民のための政治からは遠ざかっていきます」と批判している。

出馬会見に占部府議のほか、松本利明府議(おおさか維新の会)、森みどり前府議(民進党・旧民主党)が同席したことや、自民府議から事務所を提供されることを理由に挙げている。

また「政治活動の経験もほとんどないようで、厳しいかもしれませんが、そこに政治に対する思い入れの弱さを感じました」とも評した。

今回の市長選は選挙の1か月前に木本保平市長の不祥事が明らかになった。自民党サイドでは候補者探しはしていたものの、現職有利と見られることから対抗馬を擁立する動きは鈍かった。

急遽候補を擁立したことで準備が追いつかず、占部府議の事務所を間借りするしか選択肢がなかったと見られる。福岡氏自身も弁護士としてはまだ6年ほどのキャリアで選挙資金も充分ではなく、できるだけ節約したいという台所事情もありそうだ。

茨木市長選は木本・末武・福岡の3候補が軸に


来月3日告示、10日投開票の茨木市長選挙は、現職の木本保平市長(70)に共産系の末武和美(69)、自民系の福岡洋一(40)の各候補が挑む戦いになりそうだ。無所属の市議などに出馬の動きはなく、この3候補を軸に選挙戦が展開されそうだ。

木本市長はおいが長年にわたって多額の固定資産税滞納をしていたことや、自身もその物件を担保に5000万円を借入れしながら、市条例にもとづく資産公開をしていなかったことが明らかになっている。

そのため支持母体のおおさか維新の会茨木支部は自主投票とし、支援を取りやめた。福岡氏を推す動きも報じられたが、木本氏支持の市議の抵抗もあって調整できなかったようだ。

22日の茨木市議会の3月議会本会議では、市長の不祥事をうけて「『茨木市長等の政治倫理条例』制定に向け研究検討を求めることについて(請願第2号)」が採択された。採決時に木本氏に近い一部市議は退席したようだ。また、一連の不祥事で固定資産税の督促業務についても不明朗な点があるとして提出された「監査の請求(議員発第2号)」も原案可決した。

茨木市長選はすでに水面下で準備が進む。木本陣営は駅前4丁目の中央通りに面した結納事務用品店に選挙事務所を構えた。大阪府内の首長などからの「為書き」が貼られ、人の出入りもあわただしい。末武陣営も本人や共産党所属の市議が駅前などで辻立ちをこなす。共産党系の団体も宣伝カーで市長の不祥事を追求する声を上げるなど支援している。

いっぽうで福岡陣営は出遅れ感がある。福岡氏自身のブログやツイッターを閉鎖する「身辺整理」が済み、23日に立候補表明会見を行った。

特定の政党の支援はうけずに無所属で立候補するとして、会見には占部走馬府議(自民党)、松本利明府議(おおさか維新の会)、森みどり前府議(民主党)が立ち会った。しかし他には具体的な動きは見られず、知名度が上がらなければ現職に有利に働きそうだ。

左派系の無所属や諸派は候補を立てないとみられることから、保守・中道系の票が割れれば左派票を取り込んだ末武候補が票を伸ばす可能性もある。末武候補は開発に否定的で、市長選の結果によってはJR茨木駅西口や市南部などの開発にブレーキがかかる可能性もある。

【速報】茨木市長選出馬報道の弁護士は自民系候補か


山下慶喜茨木市議はブログへの投稿で、茨木市長選挙に立候補するとみられている弁護士の福岡洋一氏(40)は自民党が「見つけてきた候補」だと明らかにした。

産経新聞の報道では、福岡氏はおおさか維新の会茨木支部の支援をうけて立候補するとされていたが、山下氏は「自民が見つけてきた候補に乗っかる構図」としている。おおさか維新の会所属の足立康史衆院議員もすでにおおさか維新の会茨木支部は自主投票を決定したと明らかにしている。

不祥事が明らかになった現職の木本保平市長(71)を巡って、国政や府政への影響も懸念する足立議員は木本氏切捨てを図った。しかし木本氏支援を続けたい地方議員も多かったとみられ、維新の会茨木支部が内部の意見対立などで別の候補擁立を決められなかったとみられる。

また、大阪都構想や大阪市長選などで自民党などと激しく対立するおおさか維新の会本部が自民系の福岡弁護士の支援を容認しなかったと見られ、そのため反木本に軸足を移す足立議員の立場も尊重して、自主投票につながったようだ。

現職の木本保平、新人で共産党系無所属の末武和美、新人で自民党系の福岡洋一の各氏と、これで茨木市長選の立候補者はほぼ出揃った。残る焦点は前回2012年の市長選に出馬した山下市議や桂睦子市議などの動向となる。

山下慶喜市議のブログ抜粋
「維新が福岡弁護士を担いで選挙するの産経の朝刊記事が一挙に広がっています。足立衆議院議員が擁立をめざしたものの、力不足で見つけられず、自民が見つけてきた候補に乗っかる構図です。一方保守系会派ではありませんが、木本候補に勝つためには福岡弁護士でやろうとの動きもあります。
 維新会派も木本市長陣営に行くのはA、B、Cの各議員でD議員は当面は中立でといった話も聞こえてきます。  
 共産党は維新と一緒に選挙したら自滅行為との認識があり、ましてや立候補し、事前活動を進めており、相乗りはあり得まないと私は見ています。」

茨木駅前ビルりそな銀行跡地でカラオケ店新設工事進む


JR茨木駅西口の茨木駅前ビルの銀行店舗跡地でカラオケ店を新設する工事が進んでいる。カラオケ店は4月の開店を目指している。3月には地下の飲食店街で2店舗開店するなど茨木駅前ビルの入居率が急回復している。

カラオケ店の新設工事は銀行店舗跡地だけに頑丈な什器の撤去に時間がかかるほか、店舗前にバス停があることから深夜の搬出入を強いられているが、3月中には工事が完了するという。
JR茨木駅前ビルりそな銀行跡カラオケ店工事
JR茨木駅前ビルりそな銀行跡カラオケ店工事
昨年3月にりそな銀行茨木西支店はバスターミナル向かいの田畑ビルに移転した。店舗はりそな銀行の所有だったが、昨年7月に大阪市内の不動産会社「SKハウジング」に売却されていた。SKハウジングはメーンバンクがりそな銀行であるため、売却を打診されたようだ。同社は奈良市の廃園になった遊園地「奈良ドリームランド」跡地を落札するなど攻めの経営を続けている。

9月にSKハウジングはカラオケ店として利用する意向を明らかにしていた。すでに求人サイトで店長候補を募集するなどしており、自社運営でカラオケ店を開店するようだ。

3月にはカレー専門店や洋風居酒屋(ミュージックバー)が相次いで開店し、茨木駅前ビルの入居率は9割超へ急回復している。立命館大学大阪いばらきキャンパス(OIC)、ららぽーとエキスポシティ(EXPOCITY)、ガンバスタジアムのオープン、JR茨木駅への新快速停車の動きなどでJR茨木駅商圏が注目されているようだ。

SKハウジング株式会社
SKハウジング 株式会社(三共グループ 売上350億円※2015年度実績)2016年春頃OPEN予定カラオケ店(1号店)の【店長】(リクナビNEXT)

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【速報】茨木市長選、おおさか維新の会は自主投票


おおさか維新の会所属の足立康史衆院議員は19日未明に交流サイト「フェイスブック」に投稿し、来月の茨木市長選挙で同党茨木支部が自主投票を行うと明らかにした。

足立議員の投稿全文「今夜は地元茨木市のおおさか維新の会支部役員会が招集され顧問として参加、来る4月の市長選挙については自主投票とすることを決めさせていただきました。市民の皆様の賢明なるご判断を通じて、今後50年100年の茨木と北摂そして大阪と関西発展の礎を築くに相応しい市長が選ばれんことを心から期待しつつ。」

福岡洋一氏略歴


福岡洋一(ふくおか・よういち)
1975年10月生まれ、茨木市出身。金蘭千里高校、大阪大学法学部、甲南大学法科大学院(特待生)卒。2009年司法試験合格、2010年司法修習終了。同年に大阪弁護士会登録。柴山法律事務所(大阪氏北区)所属。甲南大学法科大学院アカデミック・アドバイザー。司法試験予備校「辰已法律研究所」講師。欠陥商品・製造物責任、経済事件、IT関連紛争などの商取引関連、行政一般、税務、税務訴訟を主にてがける。起業・ビジネス支援にも取り組んでいる。
【追記】家族は妻と長男。市内所属団体は茨木青年会議所(茨木JCシニアクラブ)、茨木フェスティバル実行委員会、茨木相撲連盟。
(家族情報は個人情報のため掲載を控えていましたが、公式プロフィールでも掲載されたため追記します)

「おおさか維新」会派、弁護士の新人候補を擁立との報道


来月の茨木市長選挙で、おおさか維新の会所属の茨木市議団が弁護士の新人候補を擁立すると産経新聞が伝えている。新人候補は大阪弁護士会登録で柴山法律事務所(大阪市)所属の福岡洋一氏(40)。

同紙によると福岡氏は無所属で立候補し、おおさか維新の会の党本部は支援しないという。そのため「大阪維新の会茨木支部」は他の党の茨木支部と連携して支援するという。

おおさか維新の会の足立康史衆院議員は、18日午後にツイッターで産経新聞のこの記事を共有(投稿)しており、事実関係を認めた格好だ。18日夜には足立議員も出席して維新支部役員会が開かれており、党本部も含めた福岡氏支援を決めた可能性がある。

また無所属の山下慶喜市議は「木本市長の疑惑発覚後、足立衆議院議員が昨日まで同志だった木本市長への攻撃をはじめ、新聞でも他候補をさがす動きが報道されています。ただ維新系市議も木本派と反木本派に分かれているようで、市長選後7名の最大会派がどうなるのか話題になりそうです」とブログに投稿している。

これが事実であれば「大阪維新の会茨木支部」の分裂を回避するために党本部は中立の立場から、福岡氏を支援しないと見られる。

山下市議は「自民党が候補者を決定したとのことで急展開です」とも投稿しており、これが福岡氏である可能性がある。独自候補を擁立する可能性も残されている。

茨木市長選挙は来月3日告示、10日投開票。現職の木本保平市長は2月下旬には早々に出馬を表明し、再選が確実視されていた。

今月に入って木本市長に、おいの多額にのぼる固定資産税滞納と、市長自身がその不動産を担保に借入れをしたにもかかわらず、資産一覧に記載していなかったことによる市条例違反の不祥事が発覚した。

そのため、これまで支援してきた足立議員が激しく批判するなど、支持母体の「大阪維新の会茨木支部」が支援を取りやめて、新たな支援候補探しに入っていた。木本市長に続いて3月上旬には共産党系の末武和美氏が立候補を発表しており、福岡氏が3人目の候補となりそうだ。

過去の発言などから福岡氏は開発に積極的とみられるが、保守系の票が割れた場合、開発に批判的な末武氏の当選可能性もある。市長選の結果次第ではJR茨木駅西口再整備や市南部の平田・玉島・野々宮、目垣・東野々宮などの地区の整備、彩都開発に見直されるとの見方もある。

茨木市長選、地元議員らが弁護士擁立へ 借入金問題で現職市長を「支援ノー!」-産経WEST
【大阪弁護士会】会員検索サービス(福岡 洋一)
足立衆院議員のtwitter

【速報】茨木市長選「混沌」、候補者選定は今週末か


来月実施される茨木市長選挙について、山下慶喜茨木市議(無所属)は15日に更新したブログで「市長選は混とん、しかし週末には見えてくるか」という見出しで「市長選の構図は今週末にはほぼ決まりそう」と見通しをしめした。

現職の木本保平市長(71)の不祥事で、支持母体のおおさか維新の会が同市長の擁立を取りやめたとされ、おおさか維新の会も代替の擁立候補を選定していると見られる。

おおさか維新の会の足立康史衆院議員も11日にツイッターとフェイスブックに「市長選を迎える地元茨木市にとって、この2、3日が大事。心して臨みます」と投稿していた。

そのため今週前半には新たな擁立候補を発表すると見られていたがまだ動きはなく、擁立候補選びは難航していると見られる。

山下市議は「市長選の情勢を中心に情報交換と意見交換、そして私なりの準備」とも投稿しており、情勢しだいでは出馬を検討していると見られる。

市長選の最終的な構図によっては開発に批判的な市長が選出され、市内の大型開発案件の見直しにつながる可能性がある。