トランプ氏、おにクルをトラクルに改称要求


 アメリカのトランプ大統領は1日未明(日本時間)、SNSを更新し「サナエ(高市総理)に大阪府茨木市にある『おにクル』を『トラクル』に改称するよう要求した」と明かした。

 「おにクル」は茨木市の文化・子育て複合施設で図書館やホールのほか、育児にかかわる施設などが入居する。

 トランプ氏が、茨木市の施設に目をつけた理由は不明だ。ただ関税や在日米軍経費の増額要求などを武器に日本にたびたび譲歩を迫ってきたトランプ氏だけに高市総理も難しい判断を迫られそうだ。


 トランプ氏は、ノーベル平和賞を授与するように求めるなど自らのレガシーを残すことに躍起になっている。6月には現職大統領として初の署名入り米ドル紙幣が発行されるほか、フロリダ州のデサンティス知事に働きかけて、同州のパームビーチ国際空港を「ドナルド・J・トランプ国際空港」に改称させることになっている。

 改称するには看板などの付け替えも必要なほか道路標識なども修正する必要があり、「本市分だけでも数千万円は経費がかかる(市役所関係者)」と困惑する声も上がる。

 市民からも「外国の施設まで自分の名前をつけるのは内政干渉だ」など反発も出ている。ただ「トラクルならトラブルとも語呂が似ているのでトランプ氏にお似合い」とか「『トランプ狂ってる』を縮めたみたい」と嘲笑する向きもある。

 他方で「トランプさんが茨木市に来てくれるのは楽しみ」とか「茨木フェスティバルや麦音のスペシャルゲストになれば盛り上がる」と期待する市民もいた。

 また、唐突な要求について識者は「エプスタイン事件から国民の関心をそらせる狙いがある」とか「中国に対して東アジアにおけるプレゼンスを維持する姿勢を示したのではないか」とドンロー主義の路線修正だという見方も出ている。

 さらに「トラクル」は、太平洋戦争の真珠湾攻撃で打電された暗号「トラ・トラ・トラ」とかけているのではないかという説もある。

 高市総理が訪米した際の会談でも真珠湾攻撃の奇襲をやゆしたトランプ氏のブラックジョークというわけだ。同時にイラン攻撃も「ワレ奇襲二成功セリ」と強弁しているのだという指摘もある。