茨木市長選挙、最終投票率は前回超えも


茨木市選挙管理委員会は、茨木市長選挙の投票率が午後1時の時点で13.95%だったと発表した。

現職の福岡洋一氏が木本保平前市長を破った前回の市長選挙の午後1時時点投票率を0.14ポイント上回った。

木本氏、桂睦子市議、山下慶喜前市議、吉野公一氏の激戦となった前々回の15.18%は下回った。

また茨木市選管によると、昨日までの期日前投票は3ヶ所の合計で16,608人で、有権者の6.00%に達した。

前回の4.4%、前々回の3.88%を大幅に上回っており、最終投票率は前回を超えて前々回に迫る可能性がある。

緊急事態宣言や雨天の影響で投票率の低迷も予想されたが、外出自粛が逆に投票を促しているようだ。

茨木市議補選は定数3に6人が挑む激戦に


4月5日告示・12日投開票の茨木市長選挙と同時に茨木市議会議員選挙補欠選挙が実施される。田中総司氏(2017年12月)と中内清孝氏(2018年6月)の死去、山下慶喜氏の府議会議員立候補による辞職(2019年3月)が欠員の理由だ。

当初自民と維新の両党は市議会を解散し市長選と市議選を同時に実施することで、将来の選挙費用を削減することを提案していた。しかし、解散は決議されず補欠選挙が行われることなった。茨木駅西口街づくり研究会の調べでは定数3に6人が立候補する激戦になりそうだ。

府議選出馬で辞職した山下慶喜氏が復活を狙うほか、自民は前回市議選で維新から立候補し落選した滝ノ上万記氏を公認。維新は足立康史衆院議員の秘書など2名を公認した。立憲民主も新人を擁立する。諸派の山本氏も二度目の市議選に挑戦する。

立候補予定している方々は次の通り。(敬称略・五十音順)
円藤こずえ(えんどう・こずえ/49/新/維新)
滝ノ上万記(たきのうえ・かずのり/46/元/自民)
西本ちかこ(にしもと・ちかこ/51/新/立民)
浜守毅(はまもり・たけし/47/新/維新)
山下慶喜(やました・けいき/67/元/新社会)
山本よし子(やまもと・よしこ/66/新/諸派)

浜守たけし氏略歴


浜守毅(はまもり・たけし)
1973年3月生まれ。社会保険労務士・第一種衛生管理者・宅地建物取引士。1996年龍谷大学経営学部卒業、大阪ガスグループの近畿配管株式会社に入社。2007年社会保険労務士試験合格。2018年税理士法人えびす会計えびす社会保険労務士事務所入社。