2015年7月茨木市市街地整備対策特別委 質疑応答


2015年7月茨木市市街地整備対策特別委の質疑応答は次の通り。

-松本委員
都市計画道路「茨木松ヶ本線」のJR京都線アンダーパス(松ヶ本町)が平成29年度末開通予定となっているが、市民から早く開通してほしいとの声がある。線路下は貫通しているとも聞いている。

-建設部道路交通課藤田課長
軌道敷下ボックスの工事は終了しているが躯体のみ完成しており、歩道や車道の工事は未完成である。イオン茨木ショッピングセンター側はボックスも未完成である。またL字型擁壁の工事も必要。

-松本委員
人だけでも通れるようにできないのか。

-建設部道路交通課藤田課長
歩道下に地下埋設物を設置する工事が今後必要となる。各関係機関と調整して早期開通を検討したい。

-松本委員
JR茨木駅と阪急茨木市駅西口の整備について、以前視察した静岡県下田市の下田駅前のように一時駐車スペースについては斜めに駐車することでスペースを有効利用できないか。

-市街地新生課馬場参事
事故の危険もあり警察と協議する。

-松本委員

東芝スマートコミュニティ構想を維持


茨木市の東芝工場跡地で進む再開発「東芝スマートコミュニティ構想」は維持されていることを市が明らかにした。東芝は利益を過大に計上するなど不適切会計が明るみに出ており、事業計画や構想の継続が不安視されている。

3日に開かれた茨木市市街地整備対策特別委員会で都市整備部都市政策課田辺課長が答弁した。茨木市市街地整備対策特別委員の質問に答えたもの。

答弁によると「東芝スマートコミュニティ構想」の最新の資料は4月に提示されたもの。不適切な会計処理が問題化した後であり、構想は維持されているものと見られている。

しかし今後の東芝の経営状況によっては構想が中止されたり、規模が縮小される可能性がある。

最新の資料によると、構想では安威川に近い城の前町の南側地区に集合住宅や商業施設を、太田東芝町の北側地区に公園や戸建住宅・医療施設・業務施設を建設するとされ、委員会で報告された。

【速報】市街地整備対策特別委員会でJR茨木駅西口再開発を検討


茨木市議会の市街地整備対策特別委(上田嘉夫委員長)が7月3日午後開催された。JR茨木駅西口の再整備も取り上げられた。

JR茨木駅西口関連では都市整備部市街地新生課岸田課長が説明した。

JR茨木駅西口周辺整備基本構想にもとづいてJR茨木駅西口駅前再開発のたたき台が2案提示された。平成27年度にJR茨木駅西口周辺整備基本計画検討業務委託(事業費790万)を行うことも報告された。JR茨木駅西口周辺整備基本構想は都市開発コンサルタントのオオバに委託して策定されたもの。

また事業地の中心に位置する茨木駅前ビルについて建替え、耐震・大規模改修など再整備検討の進行状況や再整備検討委員会の設置、2015年2月に実施した入居者アンケートの結果についても概要を報告した。

アンケートによると回収率8割弱でそのうちの7割ほどが建替え検討を行う、もしくは建替えと大規模修繕の両方を検討べきと回答していると報告された。

出席者は特別委の田中剛副委員長・山本・田中総司・松本・青木・桂の6委員のほか、木本耕平茨木市長、都市整備部市街地新生課、都市整備部都市政策課、建設部道路交通課、市議会事務局など。

阪急茨木市駅西口の阪急茨木駅前ソシオ管理組合関係者、JR茨木駅西口の茨木駅前ビル管理組合関係者が傍聴したもよう。

(詳報は追って掲載します)