原田けんじ通信茨木特集(2020年4月)


2020年4月原田けんじ通信茨木特集1

2020年4月原田けんじ通信茨木特集1

【速報】NHKと読売も原田けんじ氏に当確


午前1時30分すぎに、NHKと読売新聞が原田けんじ氏に当確を出した。

【速報】大阪9区は原田けんじ氏、あだち氏は比例復活


茨木市の衆議院議員選挙の開票率が95%を超えた。茨木市ではあだち氏が優勢も、大阪9区の議席は原田けんじ氏が獲得した。あだち氏は比例復活が確実だ。

大阪9区激戦も服部氏の落選が濃厚に


22日に投票が行われた衆議院議員選挙は即日開票され、大勢が判明しつつある。

自民党と公明党で、衆議院の全常任委員会で委員長を独占し、委員の過半数も確保できる絶対安定多数の266議席を獲得した。

しかし茨木市も含まれる大阪9区の議席が確定しない。NHKなど報道機関の開票速報では大阪9区以外の府内小選挙区では、すでに当選者確定もしくは当選確実となっている。

大阪9区の当選者が確定しないのは、自民党公認、公明党推薦の原田けんじ氏と日本維新の会公認のあだち康史氏の得票数が拮抗しているためだ。ただ社民党公認で共産党や立憲民主党が推薦する服部良一氏が当選する可能性はほぼなくなった。

すでに開票を終えた池田市では、地盤を持つ原田氏が優勢だったが、箕面市では原田・あだち両氏が接戦となった。最終的な議席確定は茨木市の開票状況しだいとなっている。

0時30分現在、茨木市の開票率は65%で原田氏と足立氏が26500票で並んでいる。茨木市は足立氏の地元のため、足立氏が逆転する可能性がある。

原田氏も足立氏も比例に重複立候補しており、惜敗率も高くなる見込みで二人とも当選する可能性が高い。

開発に積極的とみられる原田氏とあだち氏が議席を確保し、消極的とみられる服部氏が落選する可能性が高くなったことで、茨木市の開発路線は維持される見込みだ。

政治に翻弄される茨木市内の開発案件


先月28日に衆議院が解散され、総選挙の日程は3連休明けの10日公示、22日投開票で決まった。

東京都知事の小池百合子氏を軸に政界再編が始まったことで、茨木市を含む大阪9区では立候補者の顔ぶれが決まらない。

選挙結果次第では茨木市政界のパワーバランスが崩れ、茨木市の開発案件に影響が出そうだ。

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小池都知事が「希望の党」を立ち上げ、民進党を事実上吸収する動きを見せたことで選挙の構図は混とんとしている。

さらに小池氏は「三都物語」と称して大阪府の松井一郎知事や愛知県の大村秀章知事との連携を決めた。

大阪では希望の党が日本維新の会の対抗馬を立てないと決めたことで、大阪府内で民進党から出馬を決めていた候補も行き場を失いつつある。

茨木市や箕面市を含む大阪9区では民進党が森村ヒロム(廣)氏を公認する予定だったが、実際に出馬できるか微妙な情勢だ。

大阪9区では、現職の原田けんじ(憲治)氏(自民党)と比例復活組の足立康史氏(日本維新の会)に加えて、社会民主党の服部良一氏が大阪8区からの鞍替えで立候補する見通しだ。

野党共闘を訴える共産党は、山元たけし氏の立候補予定を撤回し服部氏の支援に回ることになった。

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すでに各陣営は選挙に向けて動き始めている。週明けの月曜朝から原田氏は茨木市少年軟式野球連盟大会であいさつするため、茨木市内に入った。自民党の市議らも自民党支部の宣伝カーで市内を回って解散の意義を訴えた。

足立氏もすでに中央通りの贈答品専門店跡地に選挙事務所を確保した。前回の市長選挙で木本保平氏が選挙事務所を置いた物件だ。

急きょ鞍替えが決まった服部氏も9月末に舟木町のマンション1階に事務所を開いた。1月の市議選で山下慶喜(けいき)市議が選挙事務所として使った物件だ。

森村氏も大阪9区からの出馬を模索しているようだが、情勢は予断を許さない。

森村氏も予備自衛官であるなど、民進党の中では右派とみられ、他の選挙区から希望公認で出馬する可能性もある。

ただすでに大阪9区で地ならしをしてきただけに無所属などで立候補を強行した場合、保守票が原田・足立・森村で割れる可能性もある。

漁夫の利で社民・共産の統一候補である服部氏が当選する可能性もみえてくる。リベラルで反開発色の強い服部氏が地元選出代議士となると、茨木市の開発案件を進める中で中央省庁との連携がとりにくくなる可能性も出てきそうだ。

阪急茨木市駅西口の再開発も最終局面を迎えつつあるとみられるが、急ブレーキがかかる恐れもある。

大阪9区で出馬を検討する方々(敬称略)
原田憲治(はらだ・けんじ)=自民党、(党)副幹事長
足立康史(あだち・やすし)=日本維新の会
服部良一(はっとり・りょういち)=社会民主党、共産推薦
森村廣(もりむら・ひろむ)=民進党、(党)支部長

維新大敗、自民伸び悩みで公明が茨木市議会第一党へ


茨木市選挙管理委員会は、茨木市議会議員選挙の最終結果を発表した。維新は現有議席を3割以上減らして茨木市議会第一党の座から陥落する。自民も推薦の新人候補は全滅、元職が復活したのみと伸び悩んだ。

公明は手堅い戦いで全員当選し、市議会第一党に躍り出た。なお自民党は統一会派を組む無所属との合計で、公明党と並んで第一党となる見込み。

茨木市民フォーラム、共産、民進系、自民系無所属、新社会党の現職は議席を守った。

知名度で優位な「NHKから国民を守る党」の立花孝志氏がやや健闘したもの、諸派やいずれの党派からも推薦をうけない無所属の新人は議席獲得にいたらなかった。

維新が減らした3議席のうち1議席は自民が奪い返し、2議席は皮肉にも維新も主導した茨木市議会定数減のあおりをうけた形だ。

候補別の得票数はこちら

2017年茨木市議選の当落結果は次の通り。【凡例】○:当選、×:落選、無印:現職、F:元職、N:新人

●日本維新の会(8→5)
×山本りゅう俊/山本隆俊(やまもと・りゅうしゅん)
○大野ちかこ/大野幾子(おおの・ちかこ)
×滝の上かずのり/滝ノ上万記(たきのうえ・かずのり)
○長谷川ひろし/長谷川浩(はせがわ・ひろし)
×山崎明彦/山崎明彦(やまさき・あきひこ)
○塚理/塚理(つか・さとる)
○岩本まもる/岩本守(いわもと・まもる)
×Nきもと鉄治/木本鉄治(きもと・てつじ)
○Nはぎ原けい/萩原佳(はぎはら・けい)

●公明党(6→6)
○大村たくじ/大村卓司(おおむら・たくじ)
○青木じゅん子/青木順子(あおき・じゅんこ)
○坂口やすひろ/坂口康博(さかぐち・やすひろ)
○河本みつひろ/河本光宏(かわもと・みつひろ)
○松本やすのり/松本泰典(まつもと・やすのり)
○しのはら一代/篠原一代(しのはら・かずよ)

●自由民主党/公認(3→4)
○上田よしお/上田嘉夫(うえだ・よしお)
○下野いわお/下野巖(しもの・いわお)
○上田ミツオ/上田光夫(うえだ・みつお)
○F中内清孝/中内清孝(なかうち・きよたか)
●自由民主党/推薦(0→0)
×N中井こうへい/中井浩平(なかい・こうへい)
×Nしきち龍一/敷知龍一(しきち・りゅういち)
×N矢島ひでかず/矢島秀和(やじま・ひでかず)

●自由民主党・絆(2→2)
○福丸孝之/福丸孝之(ふくまる・たかゆき)
○たつみ登/辰見登(たつみ・のぼる)

●共産党(3→3)
○朝田みつる/朝田充(あさだ・みつる)
○畑中たけし/畑中剛(はたなか・たけし)
○大嶺さやか/大嶺さやか(おおみね・さやか)
×Nあさとう雅志/浅藤雅志(あさとう・まさし)

●民進党(2→2)
○田中そうじ/田中総司(たなか・そうじ)
○Nいなばみちのぶ/稲葉通宣(いなば・みちのぶ)

●民主ネット(2→2)
○友次みちのり/友次通憲(ともつぐ・みちのり)
○あびこ浩子/安孫子浩子(あびこ・ひろこ)

●茨木市民フォーラム(3→3)
○桂むつこ/桂睦子(かつら・むつこ)
○小林みちこ/小林美智子(こばやし・みちこ)
○米川勝利/米川勝利(よねかわ・しょうり)

●新社会党(1→1)
○山下けいき/山下慶喜(やました・けいき)

●茨木を良くしたい!市民の会
×Nふくとめ隆司/福留隆司(ふくとめ・たかし)

●NHKから国民を守る党
×N立花孝志/立花孝志(たちばな・たかし)

●幸福実現党
×N川崎ちえこ/川崎千恵子(かわさき・ちえこ)

●憲法いかそう茨木市民の会
×N山本よし子/山本由子(やまもと・よしこ)

●無所属
×N中森アサオ/中森朝雄(なかもり・あさお)
×N青木直人/青木直人(あおき・なおと)
×N名取しゅう/名取宗(なとり・しゅう)

【速報】維新自民が共倒れで公明が市議会第一党も


開票が進む茨木市議選は維新と自民が共倒れになりそうだ。維新は現有勢力を維持できず、自民も議席上積みは難しい可能性が高い。公明は手堅い選挙戦を展開しており、市議会第一党になる可能性がある。

知名度で優位な「NHKから国民を守る党」の立花孝志氏がやや健闘しているが、諸派やいずれの党派からも推薦をうけない無所属の新人の議席獲得は厳しそうだ。

【更新終了】茨木市議選 開票結果(開票率・得票数)


茨木市選挙管理員会は23:55確定の最終結果を発表した。開票率は100%。

投票者数90418
投票総数90417(有効投票数89335、無効投票数1082)
持ち帰り票数1
不受理票数0

市議会議員選挙開票状況

候補者名

(届出順)

午後10時00分現在 午後10時30分現在 午後11時00分現在 午後11時30分現在 午後11時55分確定  
米川 勝利 0 400 2800 3775 3779
坂口 やすひろ 0 400 2400 2587 2601
友次 みちのり 0 400 2200 2251 2258
松本 やすのり 0 400 2800 2856 2867
山下 けいき 0 400 2400 2441 2444
桂 むつこ 0 400 2000 2025 2028
福丸 孝之 0 400 2000 2201 2203
川崎 ちえこ 0 400 400 482 482  
中井 こうへい 0 400 800 958 962  
いなば みちのぶ 0 400 2200 2283 2295
山本 りゅう俊 0 400 1800 1925 1939.577  
ふくとめ 隆司 0 400 400 423 423  
朝田 みつる 0 400 2400 2554 2563
田中 そうじ 0 400 2000 2019 2024
しのはら 一代 0 400 2400 2614 2626
岩本 まもる 0 400 2400 2530 2533
大嶺 さやか 0 400 2800 2950 2957
きもと 鉄治 0 400 1400 1528 1531  
山崎 明彦 0 400 1400 1466 1468  
矢島 ひでかず 0 400 1200 1234 1237  
あびこ 浩子 0 400 2800 2923 2926
塚 理 0 400 2800 3061 3063
大村 たくじ 0 400 2800 2992 3000
青木 直人 0 0 0 113 114.399  
小林 みちこ 0 400 2000 2135 2136
はぎ原 けい 0 400 2600 2664 2668
上田 よしお 0 400 2000 2182 2195.812
上田 ミツオ 0 400 2400 2522 2538.187
畑中 たけし 0 400 2400 2443 2450
長谷川 ひろし 0 400 2000 2198 2203
中森 アサオ 0 195 195 195 197  
青木 じゅん子 0 400 2800 3003 3032.600
たつみ 登 0 400 2600 2613 2616
しきち 龍一 0 400 1400 1598 1601  
あさとう 雅志 0 400 1400 1479 1490  
中内 清孝 0 400 2200 2298 2319
河本 みつひろ 0 400 2600 2689 2701
滝の上 かずのり 0 400 1600 1673 1683  
山本 よし子 0 400 1000 1006 1009.422  
大野 ちかこ 0 400 2800 2873 2874
下野 いわお 0 400 2800 3283 3297
名取 しゅう 0 400 400 466 469  
立花 孝志 0 400 1400 1526 1531  
得票総数 0 16595 83195 89037 89335  
開票率(%) 0.00 18.35 92.01 98.47 100.00  

【速報】茨木市議選の投票率40%割れ


茨木市選挙管理委員会によると、茨木市議会議員選挙の投票者数は90418人、投票率は39.98%(前回比1.81ポイント減)だった。22時現在、各候補者の得票数は0(集計中)だった。

茨木市議選 きょう投開票


15日に告示された茨木市議会議員選挙は一週間の選挙戦を終え、投票日を迎えた。投票は午前7時から午後8時まで62の投票所で行われる。即日開票され、夜半過ぎには大勢が判明する見込みだ。

定数28に43人が立候補した今回の市議選の焦点は、日本維新の会が勢力を維持できるかだ。昨年3月に発覚した木本保平前市長の親族による多額の市税滞納は、木本氏が市長として差押えを保留するように徴税部門に働きかけた疑惑に発展した。

疑惑解明のために百条委員会が設置されたが、公務員の守秘義務に抵触するため秘密会とされた。秘密会であることを理由に木本氏が証言拒否したため真相は明らかにならかった。

地方自治法の規定で木本氏は証言拒否を刑事告発されたが、この議案には日本維新の会の全市議と当時無所属だった岩本守市議が反対した。

維新会派と険悪な自民党や共産党をはじめ他の会派は木本氏を巡る問題を争点化しており、維新会派は厳しい選挙戦を強いられている。

日本維新の会茨木市支部長の足立康史衆院議員は、滞納は長年放置されてきたもので、木本氏はその責任を押し付けられたと主張している。

またその放置を隠蔽するために急遽差押えが決まったが、それを知った木本氏が親族に納付を催促するために「待ってほしい」と言ったとしている。さらにそもそも個人情報である市税滞納が差出人不明の告発文書で明らかになった経緯も問題視している。維新の会は新たに木本保平氏のおいを擁立するなど、木本前市長の問題については一歩もひかない構えだ。

いっぽう昨年4月の補選で返り咲いた無所属の岩本守市議を今回の選挙で公認したことも自民党府議から追及されている。過去に岩本市議が共産党から立候補してしていたが除名されていたためだ。共産党は除名の理由を明らかにしていない。

補選では岩本市議を足立議員がニセの維新だと攻撃していたことや、激しく対立する共産党の市議を公認した経緯を明らかにするように自民党府議は求めている。

衆議院の解散も視野に入る中で小選挙区の組織固めの要となる市議団を拡大するため、原田憲治衆院議員の率いる自民と足立康史衆院議員の率いる維新はどちらも議席上積みを図って全面対決の姿勢だ。

守勢にまわる維新会派だが、足立議員の地元である茨木市では負けられない事情がある。公示日の15日には吉村洋文大阪市長、17日には党幹事長の今井豊大阪府議会議長、19日には党代表の松井一郎大阪府知事と相次いで党幹部を応援に投入している。

公明、共産、民進、ほか議席を持つ諸派も候補を絞り手堅い選挙戦を展開している。昨年の東京都知事選にも立候補した「NHKから国民を守る党」代表の立花孝志氏や幸福実現党の川崎千恵子氏、無所属の候補なども懸命の訴えを続けており、混戦模様となっている。

茨木市議会の勢力は大きく変わる可能性もあり、無所属を標榜し多くの会派とも関係が良好な福岡洋一市長も議会の構成しだいでは今後難しい舵取りを求められる場面もありそうだ。

共産党や市民フォーラムなど開発に消極的な勢力が拡大した場合は、JR茨木駅西口や阪急茨木市駅西口はじめ、市内の開発案件の将来は不透明になる恐れもある。

2017年茨木市議選 候補者